女性委員会10PT座長メッセージ
地球環境問題は「一人から」「地域から」
エコライフ推進プロジェクトチーム 座長=鰐淵洋子
2005年2月に京都議定書が発効されました。これは、先進国を中心に二酸化炭素など6種類の温室効果ガスを削減する目標を定めたものです。日本は08年から12年までに、1990年と比較して温室効果ガス排出量を6%削減することを約束しました。しかし、目標達成までの道のりは大変厳しい状況にあります。また現在、世界各地で異常気象による災害が頻発しており、温暖化が関係しているともいわれています。
地球を守り、持続可能な社会を築くために、環境立国を目指すわが国がリーダーシップを発揮し、今こそ地球環境問題に全力で取り組んでいかなければならない「時」であると思います。そして、その取り組みが「一人の行動」から始まるということを世界に示したのが、2004年のノーベル平和賞を受賞されたワンガリ・マータイさんです。
かつてケニアの森林は国土の30%を占めていましたが、伐採・消失によって砂漠化が深刻化し2%に減少。森林破壊によって肥沃な表土を流出させ、食糧生産の減少も招き、農村部は貧困に苦しみました。マータイさんは、このような現状を変えようと「植林こそ貧困を脱する道」と呼び掛け、1997年に植林による環境保護運動「グリーンベルト運動」をスタートさせました。そしてこれまでに、延べ約8万人が参加し、3000万本の植林が実現。一人の女性の行動から、今アフリカの環境が、そして社会が、大きく変わり始めているのです。
地球環境問題は「平和・幸福の実現」につながる重要な課題であり、そしてそれは「一人から」「地域から」始まることを確信し、わがプロジェクトでは学習会や視察などを重ね、環境配慮型の生活設計(エコライフ)を提案・推進してまいります。(党女性局次長、参院議員)
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