東大中国留学生学友会が産業技術総合研究所を視察
公明党との交流で実現
茨城県つくば市
『最先端テクノロジーなど見学/研究者らと活発に質疑応答』
東京大学中国留学生学友会(石江水会長)の代表20人は9日、茨城県つくば市にある独立行政法人産業技術総合研究所(産総研)を視察した。学友会は、中国から東京大学への留学生や研究員、学者など800人のメンバーを抱える学内最大の留学生団体。公明党の神崎武法代表が名誉顧問を、参院議員の山口那津男政調会長代理、西田実仁、鰐淵洋子の両青年局次長が顧問を務めている。産総研の視察をリポートする。
視察当日、つくばエキスプレス秋葉原駅改札前には午前11時半までに参加者全員が集合。鰐淵青年局次長も駆け付け、参加者一人ひとりに声を掛けて見送った。
正午発の快速に乗り込んだ一行の内訳は、博士課程8人、修士課程6人、研究生と研究員5人、学部学生1人の計20人。昨年開業したばかりの、つくばエキスプレスは、一都三県をまたぎ目的地のつくば駅までを45分で結ぶ。車中で昼食のお弁当を開きながら、会話に花が咲く。
産総研の視察は、学友会のメーリングリスト(OBメンバーを含む約1700人が登録)で参加者を募った。「発表後数時間で締め切りました」(呉雨書・同会事務部部長)というほどの人気ぶり。同会が年間行事の柱の一つに据える公明党幹部との懇談会や国会見学会などを通して寄せられていた「産業界や研究所などの現場を訪ねたい」との要望に応え、公明党が準備したものだ。
目的地の産総研つくばセンターは、新しい産業の創造や技術移転に産学官が一体となって取り組む、常勤研究職員2500人を有する日本最大級の研究組織だ。250万平方メートル超の総敷地面積を有し、全国に点在する機関や研究センターの中核施設である。
午後1時すぎ、一行はつくば駅から送迎用マイクロバスで、センター内にある「サイエンス・スクエアつくば」に到着。最初に国際部門の橋本佳三シニアリサーチャーから中国語で施設の沿革や概要について講義を受け、研究成果や社会への貢献についての展示や体験コーナーを見学した。
続いて、敷地内をバスで移動。エネルギー技術研究部門の本間格、周豪慎の両工学博士の案内で、ナノテクノロジーを用いた地球環境と省エネルギーを実現する技術について最前線の研究者らと活発に質疑応答。「地質標本館」では、地質調査総合センターによる最新の地球科学情報のレクチャーを受けた。
参加者からは「医学者として内視鏡による手術の技術に感銘を受けた」「環境と産業との両立を図る将来を見越した考え方に尽力したい」「専門分野の先輩に平明な解説を受け感無量」「つくばエクスプレスを経験できたことは大きな収穫」などの感想が寄せられた。
石会長は「有意義な視察を実現してくれた公明党に感謝したい。中日の青年交流の推進はもちろん、個人としても中日関係の進展に貢献していきたい」と語っていた。
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