広がれ!女性専用車両
通勤ラッシュ時などへの早期導入へ
党青年曲と女性委 東京中心に署名運動展開
公明党青年局と女性委員会は、女性専用車両の導入を求める署名運動を、東京を中心に展開しています。女性専用車両の意義や現状などについて、鰐淵洋子党青年局次長(参院議員)のコメントとともに紹介します。
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女性が安心して乗車できる「女性専用車両」が注目されている背景には、電車内での痴漢行為の増加があります。
昨年、東京都内を走る電車内での「強制わいせつ」「卑わい行為」は、確認されているだけでも2201件で、1996年の約3倍(警視庁調べ)。届け出ない被害者も多く、実際にはこの数十倍に上ると見られています。
最近では、携帯電話のカメラ機能による盗撮や、集団で被害者を囲んで痴漢行為に及ぶなど、悪質な事件も多発。終電に近い深夜帯では、酔っぱらいやケンカに巻き込まれる危険性も高く、通勤・通学電車に対する女性の不安が高まっています。
9割が賛成
昨年、東京都が20〜30代の女性を対象に行ったアンケート調査では、6割以上の女性が痴漢被害に遭っており、痴漢防止のために実施してほしい対策として「男女の区分乗車」(45%)への要望が最も多く寄せられました。
また、2002年の国土交通省のアンケートでは、女性の約8割、男性の約7割が女性専用車両に「賛成」と回答。さらに同年、モデル的に実施した路線(阪急京都本線、京阪本線、鴨東線)では、9割近くの女性が「賛成」と答えるなど、高い評価が得られています。
現在、全国30路線に導入されていますが、ほとんどが関西に集中しています。
関東エリアでは、横浜市営地下鉄が03年7月から朝のラッシュ時に、JR埼京線、京王線の一部では深夜帯に限り導入されているのが現状です。
導入への課題
首都圏の電鉄事業者が導入をためらう理由の一つは、東京圏の混雑率が171%で、大阪圏の137%や名古屋圏の146%と比較しても高く、女性専用車両の導入で「他の車両がさらに混雑する」「ホームの混雑でダイヤが乱れる」などの影響が心配されているためです。
これに対し、モデル的に実施した路線では、導入数カ月で一般車両の混雑は元に戻り、むしろ認知が広がるにつれて、女性専用車両の方が乗車率が高くなる傾向がありました。
さらに、ダイヤの乱れなど運行面の問題も発生せず、逆に「ぜひ続けてほしい」などの好意的な意見が多く寄せられたことから、モデル実施した2路線とも本格実施に踏み切っています。
署名が追い風に
女性専用車両の導入は、あくまで各電鉄事業者の判断に任されていますが、この決定を後押しするポイントとなるのが「世論の盛り上がり」(国土交通省鉄道局)です。公明党青年局と女性委員会の署名運動を通して多くの声を結集することが、早期導入への決定的な”追い風”になるのは間違いありません。
安心の通勤・通学を 鰐淵洋子党青年局次長
痴漢被害に遭う女性の多くは相談もできずに一人で苦しみ、不安と緊張のつきまとう通勤・通学を余儀なくされ、その精神的負担は計り知れません。一方で、男性側も冤罪で告訴される被害があります。
乗車人数の多い首都圏では被害も多く、女性が安心して乗車できる女性専用車両の一日も早い導入が求められています。
党青年局と党女性委員会は現在、国と東京都に(1)東京エリアのJR、私鉄、地下鉄において通勤ラッシュ時・深夜に女性専用車両の早期導入(2)痴漢撃退に向けた警備体制の充実――を求める署名活動を展開しており、実現に向けてさらに全力を挙げていきます。
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