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○鰐淵洋子君 公明党の鰐淵洋子でございます。

 前回に引き続きまして、副大臣また関係者の皆様、大変にありがとうございます。

 私の方からは外国人との共生について、二点質問をさせていただきたいと思います。

 まず、文部科学省の方にお伺いしたいと思いますが、外国人との共生を図る上で教育施策の充実、大変に重要かと思っております。その上で、きめ細かく、また地域によっても様々状況も違うかと思いますので、是非、外国人の子供の教育環境に関する実態調査をしっかりとしていくことが重要ではないかと思っております。

 岐阜県の可児市では、独自で二〇〇三年から二〇〇五年にかけて、市町村の教育委員会とかNPOの方の協力を得て、外国人の子供たちの教育環境のアンケート調査をされたと伺っておりまして、その結果を基に市として独自で不就学ゼロの取組、そういった事業を市独自で検討して取り組んでいらっしゃると伺っておりまして、文部科学省としても十七年から十八年にかけて首都圏十一市を中心として、対象とした調査もされていると伺っているんですが、これも一地域でございますし、先ほども申し上げましたが、地域によっても様々異なりますので、是非この不就学の方を含めての実態調査、しっかりと文部科学省としてもやった上で、更にきめ細やかな対応ということで、時間は多少掛かるかもしれませんが、全国のこの実態調査、是非進めていただきたいと思っておりますが、それに対する御見解をまずお伺いをしたいと思います。

 二点目に、外国人の雇用について、これは文部科学省と厚生労働省の方にお伺いしたいと思いますが、この雇用に関連して、留学生の就労支援になりますけれども、私も留学生の方から、卒業して将来的には日本で働きたい、そういった声をよく伺うんですけれども、現在、文部科学省としてまた厚生労働省としてこの留学生の就労支援、どのような形で取り組まれているのか。また、この二省庁が連携を取ってしっかりと進んでいるのかどうかということで、この留学生の就労支援について、文部科学省と厚生労働省にお伺いしたいと思います。

○副大臣(池坊保子君) 答弁は簡潔にという委員長の御指示を守っていきたいと思います。

 文部科学省が実施いたしました例えば日本語指導が必要な外国人児童生徒の受入れ状況等に関する調査というのは、平成十八年度ではきっちりといたしております。

 我が国の公立の小中高等学校及び盲・聾・養護学校に在籍する日本語指導の必要な外国人児童生徒数は二万二千四百十三人であり、平成十七年度の調査結果と比較して千七百二十一人、八・三%増加しております。また、日本語指導が必要な外国人児童生徒を言語別に見ると、ポルトガル語が八千六百三十三人、中国語が四千四百七十一人、スペイン語が三千二百九十七人となっております。特にポルトガル語が一四・二%で大幅に伸びているのが現状でございます。

   〔会長退席、理事木俣佳丈君着席〕

 それから、今、鰐淵委員がおっしゃいましたように、平成十七年から十八年度にかけての調査は一県十一市、特に外国人子弟が多いところだけをやりました。これをそれだけでなくてすべての市町村でやるべきではないかという御意見はきっちりと踏まえていきたいというふうに思っております。

 十七年、十八年にかけてやった調査によりますと、公立学校や外国人学校に就学している者は八一・四%、八千四十五人、転居、出国等により住んでいるところが不明な者が一七・五%、千七百三十二人、それから不就学の者が一・一%、百十二人おります。これの一県十一市に対しては、きちんとしたいろんなことも様々きめ細やかに調べておりまして、これは家庭を訪問してやっておりますのでなかなかこれしかできなかったということですが、ちなみに何で学校に行けないのかというと、学校に行くためのお金がないからというのが一番多く、日本語が分からないから、すぐに母国に帰るからというような調査結果がございます。これを踏まえながら、なるべくこれを一県十一市ではないように拡充してまいりたいと思います。

 それから、就職の問題でございます。

 これは受入れ体制との連携を取りながら、やはり日本で勉強した方々あるいは留学生の方々がきちんと就職できるように資格等をお与えするということもさることながら、私どもが就職支援というのをもっと積極的に進めていかなければならないというふうには思っております。インドの方でも、日本に留学しても日本のいい企業に就職できないからといって欧米に行く非常に優秀な科学者がいらっしゃるというふうに伺っておりますので、これはきっちりとしてまいりたいと思っております。

○政府参考人(岡崎淳一君) 厚生労働省におきます留学生の方々の就職支援でございますが、東京と大阪に外国人雇用サービスセンターというのを置いております。ここを中心にしまして留学生の方の就職支援を行っております。それぞれのセンターから、外国人の多い大学の就職部門に訪問して留学生の希望等を聞きながら、あるいは直接センターに来ていただいて相談をする、あるいは外国人留学生向けの就職面接会等もやるというようなことでいろいろ努力はしております。

 ただ、そういう中で、日本の企業も、外国人の留学生の方でも採用しますよと、こういうことは結構あるんですが、日本人と一緒に採用選考をするという企業が多くて、そうなるとなかなか、日本語能力その他の関係で選考から落ちてしまうというようなこともございます。やはり私どもとしては、企業の方にも留学生に見合ったような採用選考というようなことをやっていただくというようなことでありますとか、それからもう一つは、今文部科学副大臣の方からありましたけれども、日本の企業におきます昇進の考え方等がちょっと留学生の方のイメージと合っていないというようなところも実はございます。

 やはりそういったことを含めまして、日本の企業の方にも外国人、特に留学生の方々の希望でありますとか考え方、そういったものを理解していただきながら、それに見合った雇用管理、これもやっていただく必要があると。そういう意味におきます企業向けのセミナーみたいなこともやってきております。

 いずれにしましても、せっかく留学して日本国内で勉強された方でございますので、日本国内、企業で活躍できるようにこれからも文部科学省とも協力しながら努力していきたいと、こういうふうに考えております。

○鰐淵洋子君 ありがとうございました。

 是非、留学生の雇用に関しましては、今御答弁もいただきましたが、文科省と厚生労働省、しっかり連携を取っていただいて進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 ありがとうございました。


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